5月15日に刊行された『証言・北朝鮮帰国者』は、4カ月足らずで3刷に達しました。お手に取って下さった皆様お一人おひとりに心より御礼申し上げます。刊行まで執筆陣と集英社の校閲チームで入念な事実確認を重ねましたが、その後、いくつか修正すべき事項が判明いたしました。2刷・3刷にて修正した内容の一覧を掲載いたします。事実関係を間違えていた点につきましては、本書のために証言してくださった方にお詫び申し上げます。
① 【プロフィール】許恩慈氏のルビ
P50 許恩慈 ×ホウンジ →〇ホウンジャ(P217のルビも同様)
② 【4章】共産党から労働党への転籍説明
P220 2行目
×このメッセージにある党とは日本共産党のことだ。日本共産党員であれば、北朝鮮帰国後に労働党員になれるというわけだ。有元俊によれば、コミンテルン期に確立された共産党の「一国一党の原則」に基づいて、在日朝鮮人の共産主義者は日本共産党に入党し、帰国後は労働党に「転籍」扱いになったという。
↓
○日本共産党員は帰国後に労働党員になれるというわけだ。有元俊によれば、コミンテルン期の「一国一党原則」に基づき、在日朝鮮人は日本共産党に入党したが、帰国後は労働党に「転籍」扱いになったという。だが1955年の総聯発足時に朝鮮人は共産党籍を失い、入党できなくなった。文子の弟はこれを知らなかったようだ。
③ 【7章】日韓基本条約及び日韓法的地位協定に基づく韓国籍の「在日」の在留資格
P333 後ろから5行目
×「特別永住者」→〇「協定永住者」
④ 【8章】6課の説明
P370 後ろから4行目
×労働党には「6課」という組織があり
↓
○労働党の対南、対外工作を担当する部署である統一戦線部の中に「6課」という組織があり
⑤ 【9章】朴文俊氏の韓国入国年月
P455最終行
×2002年 →○2004年5月
⑥ 【10章】斎藤博子氏への判決
P473 1行目
×実刑判決 →○執行猶予付きの有罪判決
【エピローグ】金融機関の正式名称及び朴香樹氏の父の朝銀勤務時期
⑦ P498 最終行
×朝鮮銀行 →〇総聯系金融機関(朝銀信用組合=当時)
⑧ P499 8行目
×(父の勤務する)朝銀(総聯系金融機関) →〇朝銀
⑨ P500
× い』って励ましてました。 →〇 い』と言って励ましていました。
➉ P500
(朝銀に勤めている) →削除
以上、2026年9月10日記す。

